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埋もれてしまった優良iPhoneアプリを掘り返す!Mover+編iPadとMacとの連携で便利になった。


Mover+ - Infinite Labs

Mover+はかなり以前から利用していたが、正直なところほとんど使用していなかった。
だけど、Mac App StoreがオープンしてMac版のMover+が出たことで非常に活用の場が広がった。

写真やクリップボードにコピーしたものMacの指定したフォルダにが送れるのだ。


これがまた非常に便利でしかも直感的なUIが素晴らしく使いやすいのだ。そして、なんといっても楽しい!
Appleのアプリはとにかく操作感が楽しいのがいいよね。このMover+もそんなアプリです。

今回の記事は埋もれてしまった優良iPhoneアプリを掘り返す!というタイトル付けたんだけど、iPhoneアプリってリリース当初はみんな使ってみるけど、その時自分がいいと思わないとすぐ次のアプリを探しちゃったりが普通だと思う。
おれも多くのアプリがそういう扱いだし。

でもアップデートを繰り返して、最初の印象から大きく化けて良くなるアプリもたくさんある。それを地道に掘り返していきたい!
大量のアプリが毎日洪水のように溢れ出しているApp Store。正直過去リリースされたアプリに興味を持つ人は少なく、余計なお世話かもしんないけどやっぱり第一印象だけでアプリの評価の全てを決めてしまうのはもったいないよね。
だから定期的にアプリを掘り返していきたいなと思う。

そしてその第一弾がMover+ってわけだ!

褒めるその前にw
以前のMover+についても触れておこうと思う。
以前はiPhoneとiPad用でリリースされていた。用途としては自分のiPhoneと友だちのiPhoneでの同期、もしくはiPhoneとiPadとかで利用していたのだが、これだと他にも同じようにデータを同期出来るアプリがたくさんあり圧倒的なアドバンテージはなかった。
特筆すべきUIもその中に埋もれていったという感じだった。
だけどMac App Storeの登場時にMover+がリリースされたことによって一気に状況は一変したと言っていい。

まずはiPhoneやiPadの画面から見ていこう。


Mover+はiPhoneとiPadとMacのUIが微妙に異なる。でも非常にわかりやすいので困ることはないと思う。

下部のメニューバーを左から見ていくと。

”+”は同期したいデータを選ぶ。


上から写真やビデオをカメラロールから選択。
写真やビデオを撮る。
連絡先を選択。
クリップボードにコピーしていたデータをペーストする。

”edit”はMover+上に表示されているデータの全選択。一つずつ選択したい場合は選択したい写真なりデータを長押しすれば、メニューが表示される。


”edit”をタップ青いボタンが表示され、下のようなメニューが現れる。


上から”Show”データの中身をみる。写真だったらその写真のフルスクリーン表示、
テキストデータならその内容が表示される。
”Copy”はデータコピー。そのまま。
”Send by E-Mail”はデータをメールに貼りつけてMail出来る。
”Open...”は対応しているアプリとの連携メニューの表示。
”Remove from Table”はいわゆるDeleteのこと。なぜかiPhoneだとこの表示。
iPadだと”Delete”なんだよなー。


”Open...”こちらで確認出来たのは3つのアプリ。
筆者はEvernoteをよく使うのでこの対応は嬉しい。

メニューバーの扇状のボタンをタップすると、Wi-FiとBluetoothの選択メニューが表示される。


あと一番左に情報や設定のボタンがある。ブックマークレットの使い方やMoverのニュースや最新情報の有無、写真やビデオのクオリティー選択画面などがある。



ここまではメニューの話。iPad版とMac版も必要だけど、ここらで一区切りして実際のデータ共有時のUIの説明してみよう。

そうここが本番!

それで実際のMover+の使い心地はというと、画面の上や左右に共有先のiPhoneやiPadやMacが表示されます。


その共有したい先にまさにつーーーーーーーっと滑らすように放ってあげるとデータが送られます。これが突っかかりもなく本当に滑らかにすべっていくので、とても気持ちいい!
iPhone使っていて一番楽しいのってこういうUIの動きなんだと断言してもいいような動き。


ちなみに画面の向こう側にデータが放り投げられて消えるんだけど、またススススっと戻ってくる感じもまたいい。なんか楽しくて無駄にデータを送ってしまうw

実はこのアプリの機能はこれだけなんだ!

でも凄い便利なんだ。特にMacへデータ送る割合いが非常に多くなりますね(特に写真、というかほとんど写真)
iPhoneで撮影した写真をMacに同期するほど枚数撮ってないけど、でも送りたいというとき今まではメールアプリを主に使用してたんだけどとにかく面倒くさかった。
でもこれなら思ったときにMacにすぐ送れて、そしてすぐ写真を確認出来る。それだけなのにほんとに使用機会が多く重宝する。

具体的には筆者はブログで記事書くことが多いけど、その時出来上がった試作品とかその場でiPhoneで写真を撮ってMacで作業というのがほとんど。
今まではさっき書いたようにメールを使ったりしていたけど、今は全部Mover+で写真データを共有している。

Mac側で写真の共有先も指定出来るのがまたいい。筆者は基本的にデスクトップに送るが、他のフォルダにまとめてもいいと思う。

ちょうどMacの設定の話になったにでMac側のMover+の説明に入ろう。
Mac側のMover+アプリは非常に簡素。iPhoneやiPadのようにタッチパネルのUI用に仕上げられたアプリ外見ではなく。あくまでMacで使いやすいようになっている。もちろんもっと洗練されたUIならいうことないが、現状はこのくらい簡素な方が機能がわかりやすくてベターな選択かなとも思う。この辺はアップデートに期待したい。

iPhoneやiPadが共有されるとこのように共有先が表示される。この画面からは特に操作は出来ない。
Preferences画面。共有先フォルダは選択可能。
”Group Mover items in a folder”のチェックを入れれば
”Mover Items”というフォルダを自動的に作ってくれる。

Mac版のデータ共有の送付は上記メニューバーの”File”から送る。
”Send Files...”から選択する。送信先も選べる。
ただし、送信先もデータの選択も一つずつしか出来ない。
この辺はアップデートで複数選択も可能にして欲しいところ。

Mac側はこのような感じ。iPhoneやiPadに比べるとUIや機能になんの特徴もないが、Mac側をデータを受け取ることが主目的と割りきっているようにも思う。
筆者もMac側からiPhoneやiPadへの送信などはテスト以外使っていないので、これでいいと思う。
よくあれもこれも機能を付けてとかレビューで見かけたりするが、機能を絞って提供する方がアプリ自体に軽快感が出るし、使う方の迷いみたいなものも消せるので筆者は断然機能絞ったアプリを好む。
全部のせのアプリなんて便利なように見えて実は使いにくいのがたくさんあると思う。
まぁこういう批判はまた別の機会にw書き始めると長くなって脱線するのでw

あとiPad側も軽く説明しとこう。


iPad側も基本的にはiPhoneと同じようなUIを採用している。でも微妙に異なる部分があるのでそこだけ説明しよう。
一番の違いはメニュー左下のゴミ箱があるか、無いかwゴミ箱はテーブル上のデータを全部消すときに使う。ゴミ箱をタップして”Delete All Items”をタップすれば全部のデータはパッと消える。
実はiPhone側にはゴミ箱のボタンは無い。
じゃあどうすればいいかというとiPhoneではシェイクなのだ。iPhoneではシェイクすれば”Do you want to clear all items off the table”と表示され”Clear”を選択すれば全てのデータがテーブル上から消える。これは意外に気づかない。たぶんアプリの英語の説明文で書かれているかもしれないが、英語読めないので知らなかったw
まぁみなさんkここで覚えていってください。

Mover+アプリだけど筆者は非常に気に入っていて使用比率も多い。UIが個性的でありながら非常に優れているのも気に入っている。iPhoneとiPadがユニバーサルアプリになっている点もいい。
そしてなんといってもMacとの連携が出来るようになったのが何よりも素晴らしいことだと思った。
これがなければきっと使わないままだったと思う。

この記事がMover+の購入を考えている人の参考になれば幸いだ。

ちなみにMover+にはMover無料版Mover Lite - Infinite Labsもあってそちらを先に試してみるのもいいと思う。
それともし転送エラーなど頻繁に起こるようなら、アプリを一度削除して再インストールすると直るのでその時は試してほしい。
もしMover+の欠点をあげるとすればこの不安定な部分かな?
UIや機能が最高なだけにここは是非ともさらなるバージョンアップを目指してほしいと切に願う。














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