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映画をiTunesからダウンロードしてiPhoneやiPadやMacやAppleTVで観よう!ソラニン編 〜死んじゃうなんて   ずるいよ。  ・・・バカ。〜



長いタイトルすみません。気持ちが入りすぎましたw


いい映画ですよね。 宮崎あおいちゃんがかわいくてかわいくてもうそれだけで許せます。
いやそんなことはなくてですね。もちろん宮崎あおいがかわいいのは確かですけど。
実は筆者ソラニンは原作がもうすでに大好きだったんですよ。


というか

原作者の浅野いにおさんのマンガは全部持ってますもん。

素晴らしい世界、ひかりのまち、虹ヶ原ホログラフさらに最近の連載だとおやすみプンプン、あと世界の終わりと夜明け前か。あとなんかあったっけなー。
書庫からこれ以上見つからないからないかもw
この中でもソラニンは一番の出来といいと言っていいと思う。ぷんぷんもいいけどまだ連載中なので最終的な評価は終わってかな。


なんか映画から話が脱線してきたので戻して。

まぁとにかくですよ。ソラニンはこの原作の世界観がそのまま映画に仕上がっていてとても好感もてた。

もしかしたらここで異論がある方がいるかもしれません。

原作の世界観そのまま持ってきた映画を見て楽しいのか?
もっとオリジナルティー溢れる映画の方がいいんじゃないかって?

いやマンガを原作とした映画を作るって非常に難しいと思うんですよ。もしかしたらやらない方が絶対いいともずっと思っていた。
ここには明確な理由があって、マンガで人気のある作品を映画にする場合は長編がほとんどだと思うんですよ。
そうするとマンガのロングスパンで考えられた世界観が映画の2時間に凝縮しないといけない。もしくは3部作とか長くて6時間か。
でも20巻30巻もかけてその世界観を築いたものを、映画の2時間の枠で表現するってそもそも無理があると思いませんか?
その無理がマンガ原作を映画化のそもそもの失敗だと思う。

その点ソラニンは2巻で完結しているマンガだ。もちろん人気マンガではあるが広く知られているマンガでは決して無いマンガだと思う。なぜ映画のような非常に広告や宣伝にお金のかかるものにソラニンが選ばれたのかその辺の経緯はわからないが。

これはベストチョイスだと思った!

短い巻数に込められた世界観を映画の2時間という枠に無理なくおさめる。尺も合うし、無理に話を端折らなくてもいい。映画の全体の構成はほとんど手をつけなくていいから出演者の演技や作品の演出などに集中してのぞめる。もしかしたらこの時間が多かったからこそ(あくまで筆者の推測ですけど)作品の中身が素晴らしく仕上がったのではないかな。
確かに話は原作のままだ。特に何も変えていない、でも一つの作品として映画として完成度の高いものになっているのは確かだ。実際の映画の興行収入が成功したのかどうかはわからないが、iTunesで映画がはじまってから常に上位にランクされているのは偏に作品の完成度の高さだと思う。

ビリーと芽衣子が自転車二人乗りでバンド練習に向かうときのやり取りを見ながら









不覚にも涙した。








そこが原作でも一番泣かせる場面だった。ただ原作ではそれが川べりでのやり取りだったけど、映画では自転車の二人のりだった。その細かな演出の変更でソラニンの質が上がったような気がして嬉しかった。そしてそこから芽衣子がライブに向かっていく姿も。
全てが嬉しかった。

またこんな仕上がりの映画が見れたらいいなー。とりあえず今はソラニンをiPadで繰り返し観るのだ。


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